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日本語講師 荻 富美

言葉は、人の心と心をつなぐ
大切なもの

日本語講師 荻 富美

1996年からエール学園で日本語教師をしています。仕事は楽しく、やりがいを感じます。日本語を教えるだけではなく、学生たちの自立をサポートする ことで人生に関わることができるからです。

短期間ですが、韓国留学の経験も教師の仕事に役立っています。つまずくポイントやアドバイスがほしいタイミングなど、学生になって感じたことがありました。授業では、何か1つでも「今日学校に来てよかった」と思ってもらえるように心がけています。日本語でたくさん話をして、「伝わった」「楽しい」と思えることを大切にしています。オンライン授業になって頭を抱えることも多いのですが、活用の仕方など他の先生方と知恵を絞っています。

最近、人との付き合い方が分からない学生が多いように感じます。オンライン授業が増え、雑談が減ったことが要因かもしれません。スマホで何でもできる時代ですが、依存してしまうと母国の情報だけを検索したり、同じ国の友人ばかり増えたり…。せっかく日本に来ているのにもったいないですね。

言葉は人の心と心をつなぐ、大切なもの。こんな時代だからこそ、言葉を使って会話をすることに価値があるのではないでしょうか。学生のみなさんには「これを勉強した!」と将来自信をもって言えるようにがんばってほしいです。私も授業を通してサポートします。