ホーム >職員 > 副校長 比嘉 松子

副校長 比嘉 松子

人の痛みを知り、
人の支えとなる人に

副校長 比嘉 松子

私のエール学園との出合いは1969年でした。当初、経理の仕事を中心に秘書課や総務、人事の仕事も経験し、現在は副校長をしています。長く勤務しているので、大変な時代もありました。しかし、その経験や学びがあるからこそ今の私がいるのだと思います。

私のアイデンティティーはエール学園での仕事とともに確立されました。そして、新しいことへの挑戦、教育への力の入れ方などに共感してきました。仕事をする上では、相手の立場や人間関係を大切にしています。これは私の両親からの教育です。幼い頃は理解が難しかった親ですが、今は感謝しています。

また「留学生さとおやの会」で私は、17年にわたって12名の留学生の里親をしています。日本で就職、結婚、出産をした里子もいます。「里おばあちゃん」ですね。日本文化などの家庭教育、進路・生活指導が主な活動内容で、私自身も多くの学びがあり、仕事に生かしています。

元来、私は人と接することが好きなタイプで、学生と接する時は生き生きと仕事をしています。夢をもってエール学園に入学してくれた学生との縁を大切にしたいです。

学生のみなさんには、人の痛みを知る人になってほしいです。人の痛みを知れば人に優しくなれます。感謝の気持ちが育ち、自分自身の内省も深まるでしょう。簡単なことではありませんが、とても大切なことだと思っています。