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応用日本語学科 国公立大学進学コース1年
ティン イェ モン スさん【ミャンマー出身】

応用日本語学科 国公立大学進学コース1年 ティン イェ モン スさん【ミャンマー出身】――なぜ、日本に留学しようと思ったのですか?
高校卒業してから留学を考えていましたが、最初は日本ではなくオーストラリアかカナダに留学しようと考えていました。
色々な情報を集めて、日本で留学することが学生にとって良い機会が多いのではないかと思いました。
日本はアルバイトなどして自分の生活が成り立つこと、アルバイトすることで社会経験もできるということで選びました。アルバイトが一番大事ではないのですが、アルバイトから学びたいこともあったからです。
――エール学園を選んだ理由はなんですか?
私はミャンマーで大学に通っていましたが、2年生の時にコロナの影響で大学を辞めました。そのあと、2021年にはクーデターの影響ですべての学校が閉まってしまいました。そのため、国内で勉強する機会も減ったため、日本に留学した一番の理由は大学進学でした。
まず、静岡の学校では大学の入学準備(EJUなど)をしようと思っていましたが、コロナの影響で、EJU準備が出来ませんでした。
先生から色々な学校を紹介してもらいました。その中にエール学園もあって行きたいと思ったのですが、東京の学校に行きたいという気持ちがあったので、東京の学校のオープンキャンパスなどにも参加しました。それらの学校のカリキュラムなどを調べたら、他の学校は日本語の授業がメインだったのですが、エール学園のカリキュラムには数学、物理があったので選びました。
――留学して日本の印象は変わりましたか?
大きなイメージ変化は、特になかったです。今はSNSが発達しているので、ほとんどのことが留学前に分かりますから。細かいことはあまり気にしないタイプなので(笑)
――留学生から見て日本のこんなところが変だと思う部分がありますか?
日本がというよりも文化の違いを感じることはあります。
ミャンマーでは、食事する時シェアすることが多いのですが、日本は個々で食べますよね?レストランなどでシェアしていると「なにしているの?」っという目で見られます。
おかしいかな?っという気持ちになりますが、やっぱり文化が違うんだな~っと思って、それも理解しています。
――大学進学が目標ということですが、行きたい大学や学科は決まっているのですか?
建築デザイン学科に入りたいです。高校卒業後に知り合いの建築デザインの会社でインターンシップを1年ぐらいして、そこで興味を持ったので建築デザインをしたいと思いました。
――大学卒業後はどこで就職したいと考えていますか?
将来は分かりませんが。日本の建築は素晴らしいので、3~5年ぐらい日本で働いて学び、ミャンマーの状況がよくなっていたらミャンマーに帰って建築デザインをやりたいと思っていますが、ミャンマーではまだ、建築デザインは活発ではないのですが、今後のミャンマーの発展に貢献していきたいと思います。
――これからの留学生に向けてのメッセージ
最初から自分が何になりたいか目標や夢を持って来たほうが良いと思います。自分が何をしなければいけないのか、きちんと分かった上で、勉強していかないと日本語学校が終わった後、自分が何をして良いのか分からなくなるからです。
ミャンマーの学生に向けては、コロナやクーデターの関係で学校を辞めている人が多いので、海外に留学して卒業したいと思っている人が多いと思います。しかし、そうではなくて自分が何になりたいか、何をしたいのか目標や目的を持って留学するのが良いと思います。