日本語教育学科　日本企業就職コース　グエン　ハイ　イエンさん【ベトナム出身】

――なぜ日本に留学しようと思いましたか？

ベトナムの大学で経済学部に入学し、第二専攻として日本語を専攻しました。卒業した後に日本留学しようと決めていました。しかし、様々な事情から卒業後1年半ぐらいベトナムの日本企業で働き、やっと日本留学の夢を叶えることができました。

――日本に来て苦労したことは何ですか？

最初は会話や聞き取りが難しく大変でした。
あと、私はベトナムにいた時に喘息になったことがあるのですが、日本に来てすぐは空気や生活環境が変わったので、最初のうちは喘息が出て、大変でした。今は喘息が出ることもなく、元気です。
一番大変だったことは、家族に会えないことでした。

――エール学園を選んだ理由は何ですか？

私の友達が去年エール学園で勉強していました。その友達からエール学園がどんな学校か、先生はどうなのか、学校の環境はどうなのかなどを色々聞きました。
友達は先生方は優しくて、学内ではイベントなどもあり活発だと教えてくれてエール学園を選びました。
実際にエール学園に入学してイベントも色々行っていて、先生もとても熱心で、優しいです。クラスにも様々な国籍の人がいるので、文化や知識も勉強できています。

――日本企業就職コースではどんな授業がありますか？

面接練習、コンピューター、ビジネスマナー、会社にはいってから困らないための授業、仕事を探すためアプリなども紹介してくれています。

――普段の生活はどのように過ごしていますか？

授業が終わった後は忙しいです。アルバイトもしていますし、そのあとには宿題、就職のための就職活動もしなければなりません。毎日忙しいです。

――日本とベトナムの就職の違いは何ですか？

ベトナムに比べて日本就職は難しいです。面接会も多くて、面接や面接会でも難しい質問がとても多いです。
今となっては、当たり前のことですが、ビジネスマナー、日本のルールや時間を守ることも大切だと思います。
大変なことも多いですが、エールの先生方が色々サポートしてくれています。

――これから留学や日本就職をしたいという方に向けてアドバイスはありますか？

できるだけ早く日本に来て留学するほうがいいと思います。歳を重ねて留学すると人生プランが遅くなるからです。私は大学卒業して社会人経験をして日本に来ているので、遅いのではないかと思っています。
だから、早く留学できる人は早く日本に来て、色々学び、就職することをお勧めします。

――将来の夢は何ですか？

日本語を5年ぐらい勉強していますが、ベトナム語と日本語の通訳者として働きたいと思っています。5年ぐらい日本で仕事して、その後はベトナムに戻って引き続き、通訳者として働きたいです。