応用日本語学科　国公立大学進学コース１年 シュン　レイ　シトゥさん【ミャンマー出身】

――日本を選んだ理由は？

高校卒業した頃から日本語を勉強していたのですが、私の友達がシンガポールに行こうと誘ってくれたので、一緒に勉強を頑張っていました。しかし、さまざまな理由から（経済面や趣味（ダンス））シンガポールに行くのをやめました。
そのあと、日本か韓国で迷ったんですが、日本の方が大学やチャンスもたくさんあり、アルバイトもできるので日本を選びました。

――エール学園を選んだ理由は何ですか？

大学進学が目的なのですが、去年はEJUも受けておらず、ランクの低い大学しか行けないと思い、浜松日本語学校の先生からエール学園であればEJUの授業をしっかり受けることが出来ると紹介してもらいました

――日本での生活はどうですか？

来日したばかりの時は日本語もあまりできなかったので少し難しかったです。去年から一人暮らしを始めたのですが、色々問題がありましたが今は慣れてきました。

――エールでの学校生活はどうですか？

授業はとてもいいと思います。

――ミャンマーの大学ではどうでしたか？

ちょうどコロナの時期にミャンマーの大学に入学しましたが、3カ月ぐらい通った頃、コロナが拡大したので、全部休みになってしまいました。
そのあとはクーデターなどがあり、結局大学に通うことができなくなりました。そのため、ミャンマーの大学生は海外で大学に進学する人が多いと思います。

――日本留学する前にしておいた方がいいことは何ですか？

日本語の勉強はしっかりしておいた方がいいです。

――日本とミャンマーの違いは何ですか？

ミャンマーとは全然違います。特にごみの分別です。ミャンマーではごみの分別はしなくてよいので、初めて日本に来た時はめんどくさいと思っていました。
しかし、今は環境に易しいことなので、とても良いことだと思っています。
人の考え方も違います。
日本では働くときや授業の時などルールやマナーがきちんとあり、いいと思います。
最初は厳しいと思いましたが、今はとても良いことだと思っています。

――日本でのアルバイト経験は？

今はとんかつ屋でアルバイトしています。今年は勉強のために長い時間アルバイトできないので、時給の高いアルバイトを選びました。
浜松にいた時は駅の中のマクドナルドで働いていました。
アルバイトすることで、日本語の上達はすごく感じました。
ミャンマーで勉強していた時よりも日本に来て勉強するほうがもっと上達したと思います。

――これから日本でしてみたいことは何ですか

勉強も大事なんですが、ダンスをもっと頑張りたいです。
ヒップホップとK-popが好きなのですが、今は勉強が忙しいので、なかなか行けていません。いつかダンススタジオに通いたいです。
水泳も好きなので、ミャンマーではよくしていました。今は長く泳いでいないので泳ぎにいきたいな～っと思っています。

――これから留学したいという方に向けてメッセージ

日本に来るかどうか迷っているのであれば、来たほうがいいです。
色々心配するよりも実際に日本に来て、ちゃんと自分で考えて、自分にあう仕事や環境を見つける方がいいです。
そうすることで自分が何になりたいのかをちゃんと考えるようになると思います。